人工知能(AI)を活用した汎用(はんよう)型のヒト型ロボットを開発する米新興企業フィギュアは2月29日、米オープンAIや米マイクロソフト(MS)などから総額6億7500万ドル(約1千億円)の出資を受けたと発表した。同社はオープンAIと協業し、ヒト型ロボット向けの次世代のAI技術の開発を進めるとしている。
フィギュアは、空飛ぶ車の開発企業などを創業した起業家ブレット・アドコック氏が2022年に創業。今回の資金調達では、米半導体大手エヌビディアや米アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏の投資会社などからも出資を受け、企業価値は26億ドル(約3900億円)にのぼるという。