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創造力が注がれたマインドフルネスジャーナル ― デザイナー劉澳の作品がユース(U22)国際アート&デザイン展に出展

Jul 15, 2024 IDOPRESS

2024年6月18日から6月23日まで、ユース(U22)国際アート&デザイン展が神奈川県民ホールで開催されました。ユース(U22)国際アート&デザイン展は、日中教育国際交流協会、デヴィッド・グラス成長力学院(David Glass Institute for Creative Learning)、青年国際アート&デザイン展組織など多くの団体が協力して主催し、特別に産経新聞社横浜総局、横浜市にぎわいスポーツ文化局、横浜上海友好委員会が後援しています。本展覧会は、芸術創作の無限の可能性を探求し、各青年アーティストの作品に表現された生命力と創造性を世界に示すことを目指しています。

この展覧会で、デザイナーの劉澳(Augustina Ao Liu)さんのグラフィックデザインとユーザーエクスペリエンスデザイン作品「Mind Up」が、第三ユニット「 My Healing Journey」のテーマアートデザイン展で発表されました。劉澳さんは、現代社会の多くの人々がストレス問題を抱えていることに気づき、マインドフルネスジャーナルを記録し、マインドフルネスが効果的なストレス解消法であることを認識しました。劉澳さんがこのアプリをデザインした初衷は、ユーザーがマインドフルネスジャーナルを記録する良い習慣を身につけるのを助けることで、彼らの生活の質と精神的健康を向上させることです。「Mind Up」は、巧妙なビジュアルデザインとユーザーエクスペリエンスデザインを通じて、ユーザーがジャーナルを記録する時間を節約し、日常の経験を効率的に振り返ることで、自分の感情をより良く理解し、管理するのに貢献します。

「Mind Up」は、ユーザーがマインドフルネスジャーナルを記録する際のさまざまな障害を取り除くことを目指しています。選択式の質問と自由記述を組み合わせることにより、「Mind Up」はマインドフルネスジャーナルを記録するのに必要な時間を短縮し、ユーザーに柔軟で効率的な日常への振り返り方法を提供しています。時間が経つにつれて、ユーザーが集めた「デイリーバッジ」によって進捗がより明確に見えるようになり、マインドフルネスジャーナルを続けるための動機づけとなります。

「Mind Up」の「デイリーバッジ」システムは、ビジュアルとゲームの要素を採用して、マインドフルネスジャーナルがより美しく楽しく体験できるように設計されています。

さらに、「Mind Up」アプリは、厳選されたリラックスできる音楽が備え,マインドフルネスメディテーションのプレイリストとして提供されて、ユーザーがメディテーションの習慣を確立し強化するのを助けています。

劉澳(Augustina Ao Liu)の作品「Mind Up」のデザイン理念は、包括的で楽しいマインドフルネス実践ツールを提供することです。具体的には,ユーザーに日常生活の中での平静とバランスを見つけ、効果的にストレスを軽減し、生活の質を向上させることです。シンプルなデザインと豊富な機能を通じて、ユーザーの心の成長と感情の癒しを支援しています。

劉澳は次のように述べています。「私は常に、デザインを通じて人々がマインドフルネスジャーナルの習慣を身につけるようにする方法を考えています。最終的に、『毎日のチェックイン収集』という革新的なコンセプトを思いつきました。このアイデアは、楽しく視覚的に魅力的なデザインを通じて、ユーザーが継続的にマインドフルネスジャーナルを続けるように促すことを目的としています。ユーザーは毎日4つの選択肢の質問に答えることで、進捗を視覚的に表されるデイリーチェックインを取得でき、それがユーザーのマインドフルネスの旅を続けるための動機づけになると考えています『Mind Up』は、ユーザーが自分のマインドフルネスへの実践を追跡して、その達成を祝うための明確で楽しい方法を提供します。」

劉澳(Augustina Ao Liu)は、国際的に受賞歴のあるユーザーエクスペリエンスデザイナーおよびプロダクトデザイナーであり、現在はアメリカのワシントン州シアトルに在住しています。彼女は現在、アメリカのトップレストランPOSシステムの一つであるToastでシニアプロダクトデザイナーを務めており、小売分野の顧客体験を再定義することに取り組んでいます。劉澳の技術によるエンパワーメントとアクセシビリティに対する深い情熱がすべてのユーザーが楽しめる包括的で使いやすいアプリを作成するきっかけでしたプロダクト、ユーザーエクスペリエンスデザイナー、グラフィックデザイナーとして、彼女の人間中心のデザイン戦略へのコミットメントと卓越性への追求は、製品の品質向上において重要な役割を果たしています。彼女がリードしたデザイン作品は、心理健康とアートセラピーの分野に焦点を当て、iFデザイン賞、UXデザイン賞、DNAパリデザイン賞、クリエイティブコミュニケーション賞などの国際的なデザイン賞を受賞し、多くの国際的な認知を得ています。

また、劉澳はグローバルデザインコミュニティの積極的な寄与者として活躍しています。彼女は、中国工業デザイン協会、インタラクションデザイン協会 IxDA(Interaction Design Association)、アメリカ工業デザイナー協会 IDSA (Industrial Designers Society of America)、多くの国際的に有名なデザイン協会のメンバーです。彼女はシアトルインタラクションデザイン協会(IxDA)のマーケティングチェアでもあります。同時に、彼女はShorty Impact Awards、Communicator Awards、w3 Awards、Davey Awards、Orpetron Web Design Awards、Online Design Awardsなどの複数の国際デザイン賞の審査員を務めています。劉澳はメンター、ワークショップ講師、パネルディスカッションのゲストなどの役割を通じて、グローバルデザインコミュニティに貢献し、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、ワシントン大学(University of Washington)などの著名な学府やデザイン組織が主催するイベントで専門知識を提供しています。

今回の展覧会は、若いアーティストの創造性と才能を披露するとともに、未来のアート交流のための貴重なプラットフォームを提供することに成功しました。次回のユース(U22)国際アート&デザイン展が、引き続きアートの無限の可能性を推進し、より多くの優れた作品とデザイン理念が紹介されることを期待しています。(佐藤健一)

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