純金製の「福沢諭吉壱万円札」=松坂屋上野店で
7月3日の新紙幣発行を前に、40年にわたり1万円札の「顔」となってきた福沢諭吉に感謝するイベントが東京都台東区上野の松坂屋上野店で開かれている。
37種類の商品やサービスを1万円均一で提供する「ありがとう諭吉セール」は16日まで。有名メーカーのスーツケースや「上野案内所」のパンダグッズ詰め合わせなどを限定販売する。海の幸詰め合わせ、国産黒毛和牛などの生鮮食品は事前予約制。詳細は、同店のホームページで。
別会場では、現行の1万円札と同じ大きさ、デザインの純金製「福沢諭吉壱万円札」が目玉の「金の祭典」も開かれている。
この純金製1万円札は、重さ40グラム。値段は100万円と高額だが、担当者は「予想以上の売れ行き。納品まで2~3カ月お待ちいただいている」と話した。「金の祭典」は1日までだが「福沢諭吉壱万円札」の注文は16日まで受け付ける。(小形佳奈)