3酒蔵が共同発表した日本酒=3酒蔵提供
田村酒造場と石川酒造(ともに東京都福生市)、小澤酒造(青梅市)の3つの酒蔵が2日、ソーダ水で割る飲み方を推奨する日本酒を共同発表した。それぞれ13日から販売する。
若い世代の日本酒離れもあり、新たな飲み方を発信しようと、3酒蔵が共同企画した。薄くなっても香りを楽しめるなど、各酒蔵が自社銘柄の中から、ソーダ割りを前提にした酒をそれぞれ選び商品化。ラベルは色と銘柄が異なるものの、デザインをほぼ統一した。
3酒蔵は「さわやかなソーダ水との組み合わせで、軽やかで飲みやすいのが特徴。アルコール度数も抑えられる」とアピールしている。
新商品は「嘉泉上撰」と「澤乃井五段仕込」「多満自慢上撰」の日本酒ソーダ。1.8リットルで希望小売価格は2000円(税別)。(宮本隆康)