先月の関東甲信地方の平均気温は平年並みで、近年続いた暑い6月を7年ぶりに脱し「並の暑さ」だったことが、気象庁のまとめで分かった。東京都心の先月の平均気温は21.5度と平年を0.4度、昨年を3.2度いずれも下回り、過去10年では最低。梅雨寒の日が目立ち、真夏日(最高気温30度以上)は計2日で、昨年の13日、一昨年の7日より大幅に減った。

気象庁(資料写真)
台風や梅雨前線などの影響で、関東甲信の降水量は平年の2倍強となり、統計のある1946年以降の81年間で5番目の多さ。都心では先月3日に台風6号の影響で182ミリの大雨となり、25~27日にも前線と台風7、8号などによる雨で計120.5ミリ降るなど、月間で平年の2.6倍の436.5ミリに達した。千葉県銚子市で平年の3倍を超す530.5ミリを観測するなど、同県内の3地点で6月の最多記録を更新した。
日照時間は、関東甲信で平年比85%と13年ぶりに平年を下回った。都心では、平年の124時間余に対し8割弱の98.5時間しかなく、2009年以来17年ぶりに100時間を割った。
気象庁によると、関東は向こう1週間もおおむね梅雨空が続く見込みだ。(宇佐見昭彦)