
JR上野駅の旧18番線ホームに移設された「あゝ上野駅」の歌碑
東北地方などから集団就職で上京した若者の心情を歌った「あゝ上野駅」の歌碑が、当初設置された同駅広小路口から、往時の若者たちが多く降り立った駅構内の旧18番線ホームに移設された。関係者は「思いを感じてもらう場所になれば」と話す。(渡辺真由子)
♪どこかに故郷の香りを乗せて入る列車のなつかしさ上野はおいらの心の駅だくじけちゃならない人生があの日ここから始まった-
高度経済成長期、中学卒業後などに都市に働きに出てきた若者は「金の卵」と呼ばれた。東京に就職する「金の卵」の多くは上野駅のホームに降りた。歌手の故・井沢八郎さん(1937~2007年)が若者の不安や希望を歌った「あゝ上野駅」は1964年に発売され、累計売り上げ100万枚を記録する大ヒットとなった。

2003年7月、披露された歌碑の前で「あゝ上野駅」を歌う井沢八郎さん=JR上野駅前で
上野駅広小路口近くに歌碑が設置されたのは2003年。元プロボクサーのフ...
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