性的少数者への差別や偏見について考えようと、東京都中野区を拠点に活動する中高生グループ「Day’s eye(デイズアイ)」が28日、同区東部区民活動センター(中央2)で当事者を招いた講演会を開く。
代表で高校2年生の加藤純さん(16)は「身近だけど見えづらく、偏見が起きやすい問題。当事者の困りごとを知り、考えるきっかけになれば」と来場を呼びかけている。
「僕たち私たちの未来を考える」と題し、多様な性の研修講師として活動する進藤夏葉さんを講師に招く。講演会後は中高生の参加者が質疑や討論できる。
28日午後2~4時。定員80人。高校生以下無料。大人は資料代として500円。申し込み不要。問い合わせはメール=[email protected]=へ。
同グループは昨年12月から活動を始め、中高生6人を中心に社会課題の勉強会などを行っている。今年2月には、戦場ジャーナリストの講演会を開いた。(奥野斐)