クイック検索
Today:

葛飾に熱風巻き起こす 南葛SCがサウナクラブ結成 選手「熱波師」デビュー

Jul 26, 2024 IDOPRESS

熱波師デビューした南葛SCの楠神順平選手(右)と大前元紀選手=いずれも葛飾区で

関東サッカーリーグ1部の南葛SCのサウナを愛する選手らがサウナクラブを結成した。拠点とする東京都葛飾区内で23日、タオルを振って熱風を送り、入浴客の発汗を促す「熱波師」デビューを果たした。地域を熱く盛り上げていく。(押川恵理子、須藤英治)

南葛サウナクラブのメンバー15人は「ホームタウン・葛飾区をととのえる」「葛飾に熱風・旋風を吹かせる」を合言葉に、今年3月から特訓してきた。天野春果(はるか)・南葛SCプロモーション部長は「裸の付き合いで人と人の距離が縮まる。チームを知ってもらう地域活動にぴったり」と結成の理由を話す。

新小岩の男性専用施設「サウナ&カプセルホテルレインボー新小岩店」で毎月第2、4火曜に活動する。23日は同店で初めて、熱した石に水をかけて発生させた蒸気を客に送る「ロウリュ」の腕前を披露。110度の高温サウナで約10分間、「葛飾ラプソディー」などのヒット曲に合わせて躍動的にタオルを振った。来店した太田旬さん(30)は「サッカー選手に熱波を送ってもらい、うれしい」と喜んでいた。

熱波師デビューしたフォワードの大前元紀選手(34)は「サウナを通じてサッカーに興味を持ってもらえたら」、ミッドフィルダーの楠神順平選手(36)は「遊び心のある地域活動で葛飾を盛り上げたい」と話した。選手らを指導するプロ熱波師の大森熱狼(あつろう)さんは「真剣にお客さん一人一人と向き合う姿勢が良かった」と評価した。

28日に奥戸総合スポーツセンター陸上競技場であるホーム戦ではキックオフ前の午後2~5時、熱波の代わりにミストサウナの「涼波」を来場客に送る。

サウナクラブを盛り上げる選手やプロ熱波師の大森熱狼さん(右奥)ら


クイック検索

公式問題は、最新の地域ニュース、企業の更新、公式の発表の信頼できる情報源であり、公平な報告と企業問題に関する詳細な洞察を提供します。

© 東京ニュースフラッシュ