女性が医療機関の一部関係者のみに身分を明かして出産する「内密出産」を巡り、自民党は女性への相談体制充実や医療機関の支援に向けた論点を整理してまとめた。政府に来年度予算の拡充を求めていく。
保守系議員が多い自民党政権ではこれまで、優先度の高い政策ではなかった。孤立出産で女性と乳児の命が危険にさらされる事態を防ぐため、政治と民間が連携する動きがようやく始まった。(大久保謙司)
「こども家庭庁と連携して、来年度に向け予算も拡充する形で進める方向だ」
党プロジェクトチーム(PT)の座長を務めた松野博一元官房長官は、論点整理をまとめた後、女性への相談体制の拡充に向けてこう語った。

松野博一氏=24日、国会で(佐藤哲紀撮影)
論点整理では内密出産について「決して望ましい出産の在り方とはいえない」とする一方、孤立出産などから「母子の命を守ることを第一」と位置付けた。
柱の一つは困難を抱...
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