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小池百合子氏「ますます大改革、バージョンアップ」 3選を決めて晴れやかに意気込み 東京都知事選

Jul 8, 2024 技術と科学 IDOPRESS

7日投票された東京都知事選で、3選を確実にした小池百合子氏は午後8時5分ごろ、新宿区の事務所に現れ、支援者約15人と喜びを分かち合った。

都知事選の当選を確実にし、笑顔を見せる小池百合子氏=7日午後8時16分、東京都新宿区で(布藤哲矢撮影)

イメージカラーの緑のスカーフをまとい、支援者から花束を受け取った小池氏は、「都民のみなさまの力強い支持を得まして、都政のかじ取りをお任せいただいた」と晴れやかな表情を見せ「一分一秒も許される時間はない。ますますスピードアップをして、都民の命と暮らしを守っていきたい」と3期目への意気込みを語った。

◆勝因問われ「政策目標の9割を推進、達成した」

現職の小池氏は選挙戦で、2期8年の実績として、待機児童の解消や新型コロナウイルス禍での対応、防災対策などを訴えてきた。勝因について問われた小池氏は「政策目標の9割を推進、達成した」として「実績を評価していただいた。もっと改革をすすめろという思いを頂戴したと思う」と語った。

都知事選で当選を確実にし、笑顔で事務所に入る小池百合子氏

3期目に向けては「時代は急速に代わり、物価高、円安、少子化対策、産業も大きく変わっている」と都が抱える課題に触れ、「これからますます大改革、バージョンアップしていかなければいけない」と決意をにじませた。

◆脅迫、ヤジ大合唱…「課題も残した選挙だった」

小池氏は、支援の方針を示した自民や公明など政党からの推薦を受けず、無所属で戦った。今後の都政運営での自民党との関係について問われると、「1回目(の知事選)から、都民のご推薦で戦ってきた」として、「保守の皆さまからも支援をいただいた。都民の声を聞いていきたい」と述べるに留まった。

選挙戦では、小池氏の街頭演説中に聴衆から「小池やめろ」などのコールが起こり、演説が一時中断するような事態もあった。「脅迫を受けたり、街頭ではやじが大合唱だったりと、これまで経験したことのない」と振り返り、「課題も残した選挙だった」と怒りもにじませた。(渡辺真由子、奥野斐)

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