東京都日野市は8月4日、市民らが戦争と平和、核廃絶などを考える「日野市平和のつどい」を、多摩平の森ふれあい館(同市多摩平2)で開く。
第1部は市郷土資料館の秦哲子学芸員が、市内の太平洋戦争の戦跡や遺品などを紹介。第2部は明星大の竹峰誠一郎教授が、1982年に制定された「日野市核廃絶・平和都市宣言」の誕生の経緯や将来への継承などを話す。
竹峰教授の講話では、内容をイラストや図形でも表現する「グラフィックレコーディング」の手法も取り入れる。市の担当者は「子どもから若者、高齢者と幅広い世代に来ていただければ」と話している。
午前11時~午後0時45分で定員30人。市在住に限らず誰でも参加できる。26日までに、市ホームページに掲載しているQRコードの申し込みフォームか電話で申し込む。問い合わせは、市平和と人権課=電042(584)2733=へ。(北浜修)