三枝千晃選手を応援する動画の一場面
26日に開幕するパリ五輪を前に、東京都の葛飾区立渋江小学校の子どもたちが区と一緒に、渋江小出身で7人制ラグビー日本代表の三枝千晃選手(27)を応援する動画を作った。先輩の大舞台での活躍を願っている。(押川恵理子)
約1分の動画には5年生約50人が出演し、ラグビーのボールをパスしたり、プラカードを掲げたりして、元気よく声援を送っている。カメラをしっかり見つめ、大きな声で話すことを心がけたという。
「素敵(すてき)な先輩がいてとっても嬉(うれ)しいです」「全力で応援します」などのメッセージや動画の構成は子どもたちが練り、今月11日に学校で区職員が撮影した。
出演した大島望愛(のあ)さん(11)は「五輪代表に選ばれることはすごい。最後まであきらめずに頑張ってほしい」、喜多村晃大(こうだい)さん(10)は「全力で相手に立ち向かい、金メダルを取ってほしい」と話した。
三枝選手は攻撃の要。28日に予選ラウンドの初戦を迎え、米国と対戦する。
他に葛飾区出身の日本代表は、柔道のウルフ・アロン選手、競泳の松元克央(かつひろ)選手と成田実生(みお)選手、バレーボールの関田誠大(まさひろ)選手。区は4人に向けた応援動画も制作。いずれの動画も区のホームページなどで見ることができる。