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「カンボジアに行けよ」海外詐欺拠点へ送るため女性を誘拐か…容疑の暴力団組員の男を逮捕 新宿・歌舞伎町

May 26, 2026 技術と科学 IDOPRESS

東京・新宿の歌舞伎町で売春目的で客待ちをしていた女性を、海外の詐欺拠点に送るために誘拐したとして、警視庁特別捜査課は26日、所在国外移送誘拐の疑いで、指定暴力団住吉会系組員の山尾輝斗容疑者(25)=東京都新宿区=を逮捕したと発表した。

◆帰国していない10~30代の男女を複数人確認

逮捕容疑の被害女性(28)は海外への移送は免れたが、山尾容疑者の手引きで実際に渡航し、帰国していない10~30代の男女が複数人確認されている。

東京・新宿の歌舞伎町(資料写真)

捜査関係者によると、山尾容疑者はカンボジアに拠点がある詐欺グループのリクルーター役で、かけ子を同国へ送り込んでいたとみられる。被害女性とは歌舞伎町にある「トー横」で知人を介して知り合ったという。

逮捕容疑は昨年6月下旬~7月上旬ごろ、女性に「おまえには海外に行ってもらうことになる」「カンボジアに行けよ」「シンガポールに行って内臓を売れ」などと言い、海外に移送する目的で、見張りを付けて同区内のインターネットカフェに滞在させて誘拐したとされる。同課は認否を明らかにしていない。

◆「立て替えてやってんだから海外で働け」

捜査関係者によると、女性はホストクラブで売掛金(ツケ)をつくったこともあり、歌舞伎町で売春目的の客待ちをしていた経緯がある。山尾容疑者から「350万円の売掛金を立て替えてやっているんだから海外で働け」と言われたという。

山尾容疑者が海外に送った女性の中には、他にも歌舞伎町で客待ちをしていた人もいるとみられる。同課は、多額の売掛金返済のために客待ちをしている女性らを容疑者が狙い、リクルートしていたとみて調べている。(戎野文菜、西川正志)

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