東京ゆかりパラアスリート認定証などを受け取った選手ら=新宿区で
東京ゆかりのパラアスリートを応援しようと、都と都障害者スポーツ協会は本年度、パラリンピックなどの国際大会で活躍する都内出身や在住の選手131人を「東京ゆかりパラアスリート」、児童生徒ら14人を「東京ゆかりジュニアパラアスリート」に認定した。認定式が26日、都庁で開かれた。
都などは毎年度、東京ゆかりの選手を認定し、活動費助成や広報支援を行っている。本年度は8月開幕のパリ・パラリンピックに出場が内定した15人のほか、聴覚障害があるデフスポーツの選手などに認定証が贈られた。
認定式では、パリ大会への出場が内定している水泳の富田宇宙(うちゅう)選手が「スポーツの本来の価値を伝えていく」と決意を表明。パリ大会日本選手団の田口亜希団長が「活躍を楽しみにしている」と激励した。
コーチなど82人も「東京パラスポーツスタッフ」の公認証が授与された。活動費などで支援する。(中村真暁)