少女2人とわいせつな行為をしたとして、警視庁は12日、不同意性交や児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)などの疑いで、月島署地域課の男性巡査(23)を書類送検し、同日付で懲戒免職とした。
書類送検容疑では昨年12月と今年4月、少女が16歳未満と知りながら、千葉県内のホテルでわいせつな行為をしたほか、1月には別の少女が18歳未満と知りながら、茨城県内のホテルでわいせつな行為をしたなどとされる。
同課によると「犯罪と分かっていたが欲望に負けた」と容疑を認めている。少女とチャットアプリで知り合い、うち1人には警察官であることを伝えていた。関係を不安に思った少女が4月、月島署に相談した。
警視庁の幡野徹・警務部参事官は「言語道断の行為で、厳正に処分した。都民の信頼回復に努める」とコメントした。
【関連記事】月島を見守る最古の「交番」警視庁150年 大正末期から歴史刻む
【関連記事】都心・臨海地下鉄「新線の検討 加速を」月島で決議