東京都八王子市は28日、市内で捕獲されたツキノワグマ1頭を緊急銃猟で駆除した。市町村長の判断で猟銃の発砲を認める緊急銃猟の制度は、法改正で昨年9月に導入され、都内では初めて実施された。なぜ、どのように行ったのか。(皆川剛)
市が、警察からの連絡でツキノワグマの捕獲を知ったのは28日午後3時半ごろ。JR八王子駅から北西へ約10キロの山間部の小津町で、体長約70センチとみられる雌の個体が、民間団体が設置したくくりわなに捕らえられていた。
現場から約100メートルに民家があり、発砲は危険を伴う。従来はクマが人に危害を生じさせ急を要する場合にのみ、銃猟が認められた。クマによる人身被害の増加を受け、法改正によって予防的な銃猟が可能となったことから、市は実施を検討した。
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