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聴覚障害の子どもたちにスポーツを 「当事者」の大学生が企画・運営も手掛けるイベントが生みだすシナジー

Mar 19, 2026 仕事 IDOPRESS

聴覚障害のある子どもは聴者とのコミュニケーションが難しく、スポーツを楽しむ機会が少なくなりがちだ。そんな課題を乗り越えようと、同じように聴覚に障害がある大学生の団体が毎年、ろう者の子どもたちを集めて首都圏でスポーツイベントを開いている。イベントは学生にとっても、社会で活躍していくための貴重な経験の場になっている。(神谷円香)

◆東京デフリンピックの代表選手も参加

「今日は一緒に楽しく過ごしましょう!」。2月22日、東京都品川区にある私立の聴覚特別支援学校「明晴学園」のグラウンドで、明治学院大3年の大和田舞香さん(21)が手話と明るい笑顔を見せた。

参加者全員で楽しむ全体交流会で子どもたちと触れ合う大和田さん(右)、青木さん(手前中央)ら=東京都品川区で

大和田さんは首都圏の大学生による団体「わくわくデフスポーツ体験実行委員会」の委員長を務める。「バスケやりたい子はこっち!」。前日の21日とこの日の2日間、メンバーの12人を中心に、当日ボランティアの学生約50人も受け付けや誘導を担った。

参加したのは、自身がろう者や、家族にろう者がいる幼児~小学生。陸上やテニス、ビーチバレー、バスケットボール、ダンスなど13の競技団体が協力し、グラウンドと体育館でグループに分かれて体験した。

昨年11月に開かれた東京デフリンピックの日本代表選手も多数参加し、子どもたちにスポーツの魅力を伝えた。

◆手話でコミュニケーション成立するありがたさ

イベントでの主な言語は手話だ。都立葛飾ろう学校小学部1年の水越橙利(とうり)さん(7)は、選手と楽しそうに会話し、一緒に走った。母親の友紀さん(39)は「周りに手話ができる人がいないと、どうしても親が付きっきりになるし、本人もキョロキョロする。こういう場は本当にありがたい」と話した。

日本代表選手(左)と手話でやり取りしながら体を動かす子どもたち=東京都品川区で

家族全員がろう者という大田区の...

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