
太田道灌を題材にした新作紙芝居を手がけた三橋とらさん=台東区で
太田道灌(どうかん)が現代の東京都荒川区にタイムスリップ-。荒川区在住の紙芝居師三橋(みはし)とらさん(43)が、そんな紙芝居を新たに創作した。道灌は江戸城を築いたことで知られる室町時代後期の武将で、区内に銅像やゆかりの史跡がある。三橋さんは31日に開かれる「日暮里道灌まつり」で新作を披露する。(加藤裕治)
道灌を扱った三橋さんの作品は2作目。前作は現代の高校生が、道灌(どうかん)の時代にタイムスリップする内容だった。
今作「道灌さま令和をゆく!」では、道灌が区内の銭湯の湯船によみがえった。それから日暮里の繊維街で服をあしらい、昭和の雰囲気を残す商店街「ジョイフル三ノ輪」を訪れ、都電に乗り、あらかわ遊園に足を延ばし…。道灌はこんな具合に各所を巡り、あらかわもんじゃなどに舌鼓を打つ。

日暮里駅前に立つ太田道灌の銅像=荒川区で
そんな道灌を三橋さんは野性的な雰囲気のある「イケメン」に描いた。「道灌推し」をしてもらいたいからだ。湯船によみがえらせたのは、道灌が入浴の際に暗殺されたためだ。
区内の名所を回るが、話の中心はそこで出会った下町の人たちとの交流。作品には、実在の建物...
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