杉並区の公式アニメキャラクター「なみすけ」は、10月1日で「誕生」から20年となる。区内を歩けばあちこちで目にし、区民から絶大な人気を得ている。すくすくと育ったその歩みを、生みの親は感慨深く見つめる。(佐藤大)

なみきおじさん(左)、ナミー(中)とくつろぐ、なみすけ(杉並区提供)
なみすけは、緑豊かな「スギナミザウルス島」から杉並区にやってきた杉の木の妖精、という設定だ。なみすけを追いかけてやってきた妹の「ナミー」、年齢不詳の「なみきおじさん」らの仲間もいる。
2006年に区が公募し、区内で生まれ育った五味由梨さんが描いたなみすけが最優秀賞を獲得した。五味さんは、東京芸術大デザイン科の2年生だった。
幼いころから絵を描くことが好きだった五味さんは、高校生のころにはデザインの世界で生きていくと決意。デザイン書を読み、「世の中に残る仕事をしたい」との思いは強かった。区の広報紙で公募を目にすると、大学の...
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