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初の「皇居内カフェ」が3日オープン 東御苑「大手休憩所」で猿田彦珈琲が運営、ここでしか飲めない1杯も

Nov 2, 2026 ファイナンス IDOPRESS

皇居の付属庭園「皇居・東御苑」(東京都千代田区)に3日にオープンするカフェ併設の「大手休憩所」は、運営に必要な電力を全て太陽光発電で賄う、宮内庁で初めての施設となる。皇居内で初のカフェとして話題を集めるが、環境面への配慮にも関心が高まる。同じ日に近くに全面開館する博物館「皇居三の丸尚蔵館」と併せ、都心の新たなにぎわいの場となりそうだ。(井上靖史)

◆必要な電気は「自家発電」でカバー

皇居初のカフェを備え、3日オープンする「大手休憩所」=東京都千代田区の皇居・東御苑で

「施設運営に必要な電力は、出力400キロワットの太陽光パネルで賄う。脱炭素の取り組みを推進する」。10月28日の内覧会で、大手休憩所について宮内庁の担当者がそう紹介した。

担当者は「皇居は周囲に遮る建物が少なく、光が入りやすい。休憩所は平たい設計でパネルも多数置ける。平屋なので消費量も少なめ」と好条件に触れ、今後、建物のエネルギー消費量が「実質ゼロ」であることを示す「ZEB認証」取得を目指すとした。環境省地球温暖化対策課の担当者は取材に、同認証の取得は「国施設ではまだ珍しく貴重」と話した。

◆屋上にはオープンテラス設置

休憩所はオフィス街の大手町に近い大手門近くにある。木造平屋計2800平方メートルで、全体の材質は耐久性に優れた木材「直交集成板(CLT)」を採用。皇居の自然を楽しみながらくつろげるよう、屋上にオープンテラスを設けた。

屋上のテラスでは皇居の自然を感じられる=東京都千代田区で

東御苑は一般公開されていて無料で入園できる。来園者は年間200万人超で、6割は外国人とみられる。休憩所では栃木・日光や広島・厳島神社など7カ所の日本の風景を、高さ5メートルのディスプレーで英語も交えて紹介。四季に合わせて展示替えするほか、皇室の活動も3メートル四方の大画面で周知する。

◆限定の「皇居東御苑ブレンド」

56席あるカフェでは限定メニューも提供する=東京都千代田区で

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