東京都町田市は、国の「熱中症特別警戒情報(特別警戒アラート)」の発表時に、市民らへ開放して暑さをしのいでもらう一時休憩所「クーリングシェルター」に市有39施設を指定した。
環境省が今年4月から、特別警戒アラートの運用を始めたことを受けた。以前から運用する「警戒情報(警戒アラート)」に加え、熱中症で人々の健康に重大な被害が生じる恐れのある場合、一段上の特別警戒アラートを発表する。
市によると、特別警戒アラートは、東京都内では全11カ所の地点で翌日の暑さ指数が35以上になると予測される場合、前日の午後2時に発表される。これを受けて町田市内では当日、39施設が市民らの休憩や避難場所となる。
施設は図書館やコミュニティセンターなどで、開放エリアは冷房設備のあるホールや会議室など。施設名や開放日時などの一覧は市ホームページに掲載する。(北浜修)