〈ウォッチ・バスケBリーグ〉
A東京ー秋田ドライブを仕掛けるA東京のテーブス(左)=4日、トヨタアリーナ東京で(渡邉陽太郎撮影)A東京らしさを取り戻すため、1勝が必要だった。チームプレーを優先し、攻守で流れをつくった司令塔のテーブス海は「アルバルクのバスケットで勝てた」と喜んだ。一方で「自分らしいプレーで引っ張りたい思いはある」と葛藤も明かす。
A東京ー秋田ドライブでゴール下に侵入するA東京のテーブス(中)=4日、トヨタアリーナ東京で(渡邉陽太郎撮影)ここ数試合続いたコミュニケーション・ミスも改善に向かった。連敗中は相手の連係攻撃に対し、どちらか1人のマークが甘くなって失点を重ねた。今節はマークの入れ替えミスを最少にし、振り切られても別の選手がすぐに助けた。最大20点差を逆転された前節の映像を見ながら、問題点を徹底的に話し合った成果が出た。
A東京ー秋田シュートを打つふりをした直後、味方に自身の頭の後ろを通すノールックパスを出すA東京のテーブス(中)=4日、トヨタアリーナ東京で(渡邉陽太郎撮影)守備の強度も高かった。得点できる場面でも、より確率の高いプレーを冷静に選択。第2戦は5ファウルで退場したものの、指揮官は「積極的に行った結果」と、チーム優先の姿勢を貫いたエースをねぎらった。A東京らしいプレーでプレーオフ、チャンピオンシップ(CS)進出圏内に再浮上。テーブスも笑顔を見せた。
A東京ー秋田仲間と戦術を確認し合うA東京のテーブス(奥)=5日、トヨタアリーナ東京で(渡邉陽太郎撮影)A東京は、徹底的に守り、手数をかけた攻めで確実に得点するのが持ち味だ。緻密な戦術の遂行で圧倒し、ゆっくり攻めることで相手の攻撃回数も減らせる。だが、テーブスは「(攻撃の)ペースを落とさなければ相手を抑えられない。それはディフェンスといえるのだろうか」と苦悶。頂点に立つためには、ステップアップが必要と感じていた。
A東京ー秋田前後を相手に挟まれながら、ゴール下に走り込む味方を見逃さず、アシストをマークするA東京のテーブス(中)=4日(渡邉陽太郎撮影)しかし、理不尽な現実が待っていた。A東京は開幕前からけが人が続出。テーブスも数カ月間、離脱と復帰を繰り返し、一度もフルメンバーで戦えていない。負傷...残り1358/2716 文字この記事は会員限定です。エントリー会員(無料)に登録すると、続きを読めます。無料会員に登録して読むログインする無料会員(エントリー)に登録すると会員限定記事を読める有料会員限定記事も月3本まで読める有料会員などの会員種別、登録手続きについて詳しく知るよくある質問はこちら