下町の夏の風物詩として知られる「入谷朝顔まつり」が6日、東京都台東区の入谷鬼子母神(きしもじん=真源寺)とその周辺で始まった。まつりのメインイベントである朝顔市では、色とりどりのアサガオを買い求める人たちで早朝からにぎわった。

色鮮やかなアサガオが並ぶ「入谷朝顔まつり」=東京都台東区で(横田航洋撮影)
境内や言問通りの歩道には、アサガオを売る業者約40店舗のブースが並び、竹を円筒形に組んだ「あんどん仕立て」(2500円)の鉢がずらり。「いい色ありますよ」「きれいに咲いてるよ、ちょっと見ていって」と店員の声が飛び交う中、訪れた人はお気に入りの鉢を見つけようと、真剣な表情で店を回っていた。
販売していた上杉建人さん(25)は「毎年来てくれる方も多く、好きな色を一緒に探しながら対面で販売できるのはうれしい」と汗をぬぐった。

色鮮やかなアサガオが並ぶ「入谷朝顔まつり」=東京都台東区で(横田航洋撮影)
午前5時半に来場し、鉢植えを6個購入した台東区の会社員・足立和真さん(51)は遠くに住む親戚の分も買ったという。「これから毎朝、庭で眺める楽しみが増えました」と笑顔を見せた。
朝顔市は1948(昭和23)年に下谷観光連盟や地元有志の尽力で始まり、毎年七夕を挟んだ6~8日に開かれている。アサガオの販売は午前5時過ぎから。(落合夏子)
◇写真広場

色鮮やかなアサガオが並ぶ「入谷朝顔まつり」=東京都台東区で(横田航洋撮影)

色鮮やかなアサガオが並ぶ「入谷朝顔まつり」=東京都台東区で(横田航洋撮影)

色鮮やかなアサガオが並ぶ「入谷朝顔まつり」=東京都台東区で(横田航洋撮影)