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台東区民の健康寿命は23区ワーストなのに、無料のジムを廃止するの? 突然知らされた利用者「見直して」

Sep 30, 2026 製造 IDOPRESS

健康寿命が東京23区内でワーストの台東区が、無料で使える区民館のトレーニング室廃止を巡り揺れている。廃止は区議会で2月に議決されたが、利用者から存続を求める声が上がり、一部区議が廃止決定前の状態に戻す条例案を9月議会に提出した。問われているのは、方針決定の過程で利用者の声や実態が十分に議論されたのかどうか。利用者は「一方的に方針が決められていた」と訴えている。(渡辺真由子)

健康寿命とは

一生のうち、要介護状態などの健康上の問題で日常生活が制限されることがなく、自立して生活できる期間のこと。厚生労働省の3年ごとの調査によると、2022年の全国の健康寿命は男性が72.57歳、女性が75.45歳だった。

◆区内7館のうち5館のマシン撤去、コスト減は年100万円

区民館のトレーニング室は区内7館にあり、無料の筋トレ用マシンなどを設置。以前は開館中自由に使えたが、現在はトレーナーの在室時間のみ利用できる。昨年度は、7館でのべ約2万4000人が利用した。

条例で廃止が決まっている上野区民館のトレーニング室=東京都台東区の上野区民館で

区は今年に入り、「トレーナー不在で使用できない時間が多い」として、7館のうち5館でマシンを撤去し、11月からヨガや子どもの体操教室などに使える「軽運動コーナー」にする方針を決定。トレーニング室は残り2館に集約することとした。「利用者が高齢者に偏っている」として、幅広い世代の活用を目指す。コスト削減効果は年間約100万円ほどという。2月議会に条例案を提出し、全会一致で可決された。

◆利用者アンケートでは存廃を巡る質問はなかった

ただ、可決を受け、施設に廃止の張り紙が貼られると、利用者から驚きの声が上がった。区は廃止の検討にあたり、区民館全体の利用者に対し、利用頻度などのアンケートを実施していたが、...

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