東京都台東区の「アメ横商店街」近くの路上にテーブルやいすを置いて交通を妨げたとして、警視庁上野署は15日、道交法違反(道路における禁止行為)の疑いで、飲食店経営者と店長、運営会社を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。アメ横周辺の路上営業の摘発に、店や客は「文化が廃れる」と嘆くが、住民からは苦情が出ていた。(米田怜央)
書類送検されたのは、「おきなわハイサイ酒場はなれ」(同区上野6)の40代の男性経営者と20代の男性店長など。

捜査関係者によると、書類送検容疑では、4月24日、店舗前の幅3メートルの歩道にテーブル5台といす16脚、看板2台を置いて交通を妨害したとされる。経営者と店長はいずれも容疑を認めているという。
路上営業は例外的な許可を得ていなければ違法となる。署は昨年末以降、指導と警告を強化。「はなれ」にも数十回繰り返していた。署がコロナ禍以降で路上営業を摘発するのは初めて。捜査関係者は「改善されない上、歩道をふさいでいて悪質だった」と摘発に踏み切った経緯を話した。
◇◇
ゴールデンウイークの5月5日、JR上野駅周辺は昼間から観光客でにぎわっていた。通行人が行き交う通り沿いの店々で屋外席を埋めた若い男女が、日を浴びながらビールをあおる。...
残り
1043/1625 文字
この記事は会員限定です。
無料会員に登録する
有料会員に登録する
ログインして続きを読む
有料会員に登録すると
会員向け記事が読み放題
記事にコメントが書ける
紙面ビューアーが読める(プレミアム会員)
※宅配(紙)をご購読されている方は、お得な宅配プレミアムプラン(紙の購読料+300円)がオススメです。
会員登録について詳しく見る
よくある質問はこちら