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橋にまで「多摩川格差」が見えた? 「都県境をまたぐ橋」の管理は東京側と神奈川側でどう分担しているのか

Sep 30, 2026 技術と科学 IDOPRESS

〈ニュースあなた発〉


東京都と神奈川県をつなぐ多摩川の橋はどちらの自治体が維持管理しているの?そんな疑問が東京都大田区の男性会社員(58)から東京新聞「ニュースあなた発」に寄せられた。橋の途中の都県境で管理権も分かれているのだろうか…。取材を進めると、意外なことが分かった。(北條香子)

◆自治体管理の6本はそれぞれ東京都か川崎市か取り決め

多摩川で東京と神奈川の境界になっている区域に架かる道路橋は12本ある。うち国道や高速道路を通る6本は、国土交通省や高速道路会社が管理する。

東京都建設局や川崎市建設緑政局によると、残る6本は橋の真ん中で管理者が変わるわけではなく、都と市が一つ一つの橋について管理する自治体を協定で取り決め、整備や修繕費用を折半しているという。

東京は埼玉や千葉とも都県境が川になっている区域がある。いずれも協定でどちらの自治体がどの橋を管理するか決めている。

多摩川では、上流側の多摩水道橋、二子橋、丸子橋は東京都が、下流側のガス橋、大師橋、多摩川スカイブリッジは川崎市が管理する。上流側と下流側で分担しているのは偶然らしい。

二子橋と丸子橋の間に開通予定の等々力大橋(仮称)は、東京都が事業の施行主体だが、完成後の管理は川崎市が行う予定だ。

◆2022年開通の多摩川スカイブリッジは

投稿者の男性は「都県境の橋を架ける計画は、どちらの自治体が主導して始めるのかも知りたい」とも。

疑問を川崎市の担当者に聞くと、「一般的には住民の利便性や渋滞緩和などを考慮し、自治体間で協議、調整しながら計画が具体化していく」と説明した。

ただ、2022年3月に羽田空港と川崎市臨海部を結んで開通した多摩川スカイブリッジは「特殊な例」という。市の担当者は「神奈川から羽田空港にアクセスしやすい道路をつくりたいというコンセプトがあり、神奈川県や横浜市、川崎市の希望が大きかった」。

◆ガス橋の歩道、東京側の一部だけが真新しくなっている

東京都側の歩道(手前)の修繕が完了したガス橋

男性が都県境の橋の管理に疑問を抱いた背景には、...

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