〈ウォッチ・バスケBリーグ〉
東京都江東区青海1のスポーツアリーナ「トヨタアリーナ東京(TAT)」が3日、開業1周年を迎える。初年度の来場者数は115万人とほぼ見込み通り。
バスケットボールを中心とするスポーツや音楽イベント、MICE(マイス=展示会など商業イベント)で稼働率約93%の高水準だった。
大規模アリーナ新設が相次ぐ中での好調の理由は何か。運営会社のトヨタアルバルク東京に聞いた。(渡辺陽太郎)
「開業1周年レポート」によると、開催イベントの内訳は音楽が47.1%でトップ。TATはスポーツイベント開催時、客席がすべてコートに正対する「楕円(だえん)形」。近年主流のステージのある「蹄鉄(ていてつ)形(U字形)」などと異なり、コンサート開催時には使用不能な客席ができてしまう。

コンサート開催時のトヨタアリーナ東京メインアリーナ(トヨタアルバルク東京提供)
それでもアーティストに支持された。同社によるとコンサート8000人、スポーツ1万人という収容人数の施設は東京都内では少ない。担当者は「立地に加え収容人数も『ちょうど良い』と評価をいただけた」。
設備もSNSなどで高く評価され、「一度、コンサートを開催したアーティストが、リピーターにもなってくれている」と手応えを感じていた。
TATをホームアリーナとするプロバスケットボールBリーグプレミア(Bプレミア=昨季はB1リーグ)アルバルク東京(A東京)の主催試合などスポーツが35.6%で2位。

トヨタアリーナ東京のメインアリーナ。すべての客席がコートに正対している(トヨタアルバルク東京提供)
TAT初年度のA東京主催試合の来場者数は25万7803人で、国立代々木競技場第一体育館をホームとしていた前シーズンよりも約5万3000人増えた。
見やすさに加え、...
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