手や足に切断障害のある選手が競うアンプティサッカーと出会ってから10年。メキシコで13日開幕のワールドカップ(W杯)代表メンバーに前回に続いて選ばれた。ポジションはディフェンダー。アジア地域の予選から活躍し、今大会は大役のキャプテンを任されている。

アンプティサッカー代表主将の高橋良和さん
4年前の前回大会は24カ国中の11位と悔しい結果に。代表チームは今回、メダル獲得を目標に掲げている。「キャプテンとして自身のプレーに加え、他の選手やチームの雰囲気を見ながら頑張っていきたい」と意気込んでいる。
サッカー漫画の「キャプテン翼」が人気を集めた世代で、自身も夢中になった一人。地元の東京都福生市で幼いころから中学時代までサッカーに熱中した。日の丸を背負ってプレーする選手たちに憧れたが、「夢のまた夢」でしかなかった。
2016年2月、仕事でトラック運転中に起こした単独事故の影響により左足を切断した。妻からアンプティサッカーを勧められた。「リハビリを兼ねてやってみようか」と体験してみたのが第二のサッカー人生の始まりだった。
アンプティサッカーフィールドプレーヤーは足、ゴールキーパーは腕にそれぞれ障害のある選手がプレー。7人制で25分ハーフ。1980年代、米国で誕生した。国内では2009年に日本アンプティサッカー協会が設立。翌10年、日本代表がW杯初出場を果たした。選手の活躍は協会のホームページや交流サイト(SNS)で発信されている。
競技を初めて...
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