豊田照夫さんの空襲体験画「燃えている路地を逃げる母子」(すみだ郷土文化資料館提供)
東京都墨田区のすみだ郷土文化資料館で8月3日、東京大空襲の体験者が平和の大切さを語るギャラリートークが開かれる。
2003年に同館が募集した「空襲体験画」に作品を寄せた区在住の豊田照夫さんと西尾静子さんが、空襲体験や体験画に託した思いを話す。
来年3月10日には、東京大空襲から80年を迎える。同館では本年度、所蔵している300点以上の空襲体験画のうち、30点程度ずつを入れ替えながら通年で展示している。
ギャラリートークは8月3日午後1時から3時まで。入館料100円。先着40人で予約者優先。空きがあれば当日参加も可。予約は同館=電03(5619)7034=へ。(酒井健)