「相手に関する確度の高い情報を得るため」「警視庁に対する不満」──。
国内最大級の風俗スカウトグループ「ナチュラル」に捜査情報を漏えいした地方公務員法(守秘義務)違反の罪に問われ、東京地裁から有罪判決を言い渡された警視庁暴力団対策課の元警部補、神保大輔被告(44)は、公判で捜査情報を漏らした動機を、そう供述した。

東京地裁(資料写真)
だが二つの動機は相反する面がある。職場の机から見つかった、ナチュラル関係者の指紋が付いた現金については一貫して説明を避けるなど、事件の背景には不透明さが残る。
検察側の冒頭陳述などによると、神保被告は2022年12月からナチュラルの捜査に携わった。2024年2月には、ナチュラルが独自開発したアプリをスマートフォンにインストール。2025年4~5月、アプリで捜査情報を関係者に送った。
被告人質問では「相手のアプリを使うことでより信頼を得られ、より良い情報が得られると思った」と説明。しかし、実際にナチュラル側から有益な情報が得られたかと裁判官に問われると、「特...
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