日本郵政グループが計画していた麴町郵便局(東京都千代田区)の建て替えを含む開発事業で、業務受注の便宜を図る見返りに賄賂を受け取ったとして、警視庁が日本郵政株式会社法違反(収賄)の疑いで、同社施設部で構造計画担当グループリーダーだった男性の元社員(54)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。(戎野文菜)
同庁は賄賂を渡したとして、同法違反(贈賄)の疑いで、鉄骨加工業者「東亜鉄工建設」(愛知県弥富市)の男性社長(54)も書類送検した。捜査関係者によると、社長が元社員に贈った金品や接待は2013年以降、約1億円相当に上るとみられる。

開発計画が中断された麴町郵便局=東京都千代田区で(横田航洋撮影)
元社員の書類送検容疑は2023年8月から2024年6月ごろ、麴町郵便局の建て替え工事で、入札に興味を示した大手ゼネコンに対し、東亜鉄工建設を鉄骨加工業務の下請けに入れるよう働きかける見返りに、社長から名古屋市などで...
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