戦争と改憲に反対する街頭デモが19日、国立国会図書館東京本館(東京都千代田区)前で催された。「国旗損壊罪」創設法や改正皇室典範など、国論を二分する政策を相次いで成立させる高市政権に対し、2万5000人(主催者発表)が抗議の声を上げた。(高山晶一)
市民団体が呼びかけて毎月19日に行っている。主催者によると、全国270カ所でも同日、連帯する形で街頭活動が行われた。

戦争と改憲に反対する人たち=19日、東京・永田町で(横田航洋撮影)
国会図書館前では、市民が交代でスピーチ。太平洋戦争で軍需工場に動員された97歳の女性は「戦争の何が怖いかというと、人間が戦争向きにつくり変えられること。私は国が期待する通りの軍国少女になった」と述懐。「(現在の)空気が戦前とそっくりなのがとても怖い。お互いが監視し合い、権力者の思うがままの社会になるのだろうか」と不安を語った。
看護師の女性は「戦争になれば医療資材の不足がひどくなり、助けられる命も助けられなくなる」と訴えた。

戦争と改憲に反対する人たち=19日、東京・永田町で(横田航洋撮影)
参加者らは、「戦争反対」「憲法改悪、絶対反対」などと繰り返した。高市早苗首相の退陣を求めるコールも起きた。
当初、国会正門前をメイン会場に予定していたが、別団体に使われたため変更。強い日差しの下、狭い空間に大人数が集まることになった。空気を循環させるため、一時、木陰のある車道側に参加者があふれ出て、警察官が取り囲んで制止するなど緊迫した場面があっ...
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