〈ウォッチ・バスケBリーグ〉
夢のアリーナの効果は絶大。でも「もっとWE(ウィー)の輪を広げたい」
Bリーグプレミア(Bプレミア)アルバルク東京(A東京)は昨季、初めて新本拠地のトヨタアリーナ東京(TAT)で戦った。その効果か、平均入場者数はリーグ3位の8593人で前シーズンより1774人増えた。だが、満足はできない。バスケットファンも興味のない人も、もっとTATと周辺を楽しめるようにするにはどうすればいいか。クラブ職員とファンが「ファンミーティング」で知恵を絞った。

参加者と議論するクラブ運営会社の手塚明子さん(中)
ファンミーティングはリーグ開幕初年度に始まった。当初は株主総会のようにクラブとファンが正対して意見交換する形だったが、同じ机で話し合う形に変更。TAT内にあるA東京のマスコット「ルーク」の世界観が味わえる「ルークカフェ」はミーティングでの意見を生かして設置した。
この日の議題は、最寄り駅とTATの間にある「夢の広場」で展開する「アルバルク・プレー・パーク」について。「立ち寄りたくなる」「早くアリーナに行きたくなる」ようなイベントとは何か。近隣施設とどう連携できるか。試合のある日とない日に分けて、クラブ職員とファン約30人が6グループに分かれて考えた。

ミーティングでのファンの意見を参考に実現したTAT内の「ルークカフェ」
「ルーク(A東京のマスコット)を生かしたい」「もっとラッピングバスを走らせれば」。開始直後から次々とアイデアが飛び出す。どのグループの机でも、メモ代わりの付箋紙に文字がぎっしりと埋められた。
成果発表では、移動式の「ルーク神社」などが出た。周辺施設でも展開可能。飲食店なら、食事をすれば絵馬がもらえる。おさい銭をすれば、ランダムで選手...
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