進学しない大学に入学金を支払う「二重払い」問題を巡り、東京都立大(八王子市)は17日の都議会定例会で、本年度以降に行う学部一般入試で、辞退者に入学金の全額を返還する方針を明らかにした。進路選択を狭めることにつながるとして負担軽減を求めてきた団体は、「都が改善策を示したインパクトは大きい」と評価する。(奥野斐)
寺前桃子議員(都民ファーストの会)の一般質問に対し、佐藤智秀総務局長は「都立大志望者の受験機会を確保しつつ、入学料負担による進路選択への影響を抑える」と述べ、学部の一般入試で入学手続き締め切り後に他大学に合格し、辞退する人に全額を返す方針を示した。

入学金「二重払い」問題を巡り、都立大での全額返還方針を表明した佐藤智秀総務局長
入学先確保のため、先に合格した大学への入学金支払いは長年続いており、結果的に入学しない場合も基本的に返還されない。文部科学省によると、私立大の入学金の平均額は約24万円(20...
残り
388/776 文字
この記事は会員限定です。エントリー会員(無料)に登録すると、続きを読めます。
無料会員に登録して読む
ログインする
無料会員(エントリー)に登録すると
会員限定記事を読める
有料会員限定記事も月3本まで読める
有料会員などの会員種別、登録手続きについて詳しく知る
よくある質問はこちら