<まちビズ最前線>
小さな2次元コードを使った特許システムが、建設現場の働き方を大きく変え始めた。入退場管理や施工情報などを掲示するため何枚も貼り替えていた書類は、システム上で簡単に更新できるようになった。地域情報などを組み合わせれば、住民向けの情報発信にも活用できる。現場からは「古い看板には戻れない」と、歓迎の声が上がる。(古川雅和)

建設現場の働き方を変える2次元コードの特許を取得したホリケンの柴晴樹社長(右)、モノプラスの秋葉淳一会長(中)、ホリケンの堀峰也会長=千代田区で
2次元コードを使うこの「デジタル現場掲示板」を開発したのは、施工や監理を請負うホリケン(茨城県つくば市)。今年1月に特許を取得。大和ハウスリフォームの東日本エリアで使用している。
住宅リフォーム現場で大和ハウスリフォーム(東京本社・港区)の現場責任者、大橋正照さん(44)は現場に掲示された2次元コードにまなじりを下げた。「とても助かっている」
建設業法や労働安全衛生法など数多くの法令順守が不可欠な現場。施工図面や施工情報、安全情報などを掲示する義務がある。情報の更新があればその都度、張り替えが必要になる。

建設現場の施工情報などが分かる2次元コード、更新も迅速化=埼玉県富士見市(一部画像処理)で
同県内で常に複数件の現場責任者を掛け持つ大橋さん。現場間の移動は車で片道約1時間かかり、現場では作業の確認や作業員たちへの指示、情報共有も不可欠だ。掲...
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